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「従来のワイヤー矯正は見た目が目立つし、話しづらくならないか不安」
「痛みや食事の制限もストレスになりそうで治療に踏み切れない」
インビザラインを検討している方のなかには上記のようなお悩みをお持ちではないでしょうか?
そんな不安をお持ちの方に選ばれているのが、目立たず、取り外しも可能なマウスピース矯正のインビザラインです。
この記事では、インビザラインのメリット・デメリット、費用や治療期間、失敗しない歯科医院選びのポイントまで、分かりやすく解説します。
記事を読み終える頃には、インビザラインの特徴や流れが具体的に理解でき、安心して治療を検討できるようになります。
「矯正中の見た目のストレスを最小限にしたい」「快適に、でも確実に歯並びを整えたい」そんな方は、ぜひ最後までご覧ください。
インビザラインとは?
インビザラインとは、透明で目立たないマウスピース型の装置を使い、歯並びを整えるマウスピース矯正です。インビザラインは、アメリカのアライン・テクノロジー社が提供する、世界100カ国以上で1,700万人以上の治療実績を持つブランドになります。
ワイヤー矯正とは違い、食事や歯磨きの際に自分で取り外せるのが特徴です。また、インビザラインは、最先端の3Dシミュレーション技術をもとに、1人ひとりに合わせたオーダーメイドのマウスピースを作製し、計画的に歯を動かしていく治療法としても有名です。
インビザラインで歯が動く仕組み
インビザラインは、少しずつ形の違うマウスピース(アライナー)を順番に交換していき、歯を動かしています。治療開始前に作製される数十枚のアライナーを、約1〜2週間ごとに次の段階のものへと付け替えます。
1つのアライナーで歯が動く距離は、わずか0.25mmほどです。このわずかな移動を繰り返していくと、歯は治療計画通りに少しずつ動いていきます。
持続的に弱い力をかけ続けるのが、インビザラインで理想の歯並びへと導く原理です。
ほかのマウスピース矯正との違い
インビザラインはほかのマウスピース矯正との違いは、全世界の膨大な治療データを活用した精密な治療計画と、対応できる歯並びの種類の豊富さです。インビザラインは、1,700万人を超える過去の症例データをもとに、精度の高い3D治療シミュレーションをおこないます。
また、アタッチメントといった歯の表面につける小さな突起を併用すると、歯を三次元的にコントロールできるため、ほかのマウスピース矯正では困難とされた複雑な歯並びの治療も可能です。
インビザラインのメリット
インビザラインのメリットは、以下の7つです。
- 装置が透明で目立たない
- 食事や歯磨きの際に取り外せる
- ワイヤー矯正に比べて痛みが少ない
- 口内を衛生的に保ちやすい
- 金属アレルギーの心配がない
- 3Dシミュレーションで治療後の歯並びを確認できる
- 通院頻度が少ない
1つずつご紹介します。
装置が透明で目立たない
インビザラインの装置は透明なプラスチック製なため、装着していても周囲の人に気づかれにくいのがメリットです。薄く滑らかな素材で歯にぴったりフィットし、口元の見た目を気にせずに矯正治療を進められます。
目立ちにくいインビザラインは、接客業の方や多感な時期の中高生など、矯正装置が目立つのが嫌だと感じている方に人気の治療法です。
治療中でも自信を持って笑顔になれるのは、インビザラインならではのメリットです。
食事や歯磨きの際に取り外せる
インビザラインは、食事や歯磨きのときには自分で簡単に取り外せるのがメリットです。ワイヤー矯正のように食べ物が装置に絡まる心配がなく、硬いものや粘着性のあるものも我慢せずに、好きなものを食べられます。
また、装置を外して歯の隅々までしっかりと磨けるため、治療中に虫歯や歯周病になるリスクを低く抑えられます。装置自体も洗浄できるため、口腔内をいつも清潔な状態に保てるのがインビザラインの嬉しいポイントです。
ワイヤー矯正に比べて痛みが少ない
インビザラインは、ワイヤー矯正と比較して治療中の痛みが少ないといわれています。ワイヤーやブラケットといった金属の装置を使わないため、口腔内の粘膜や舌を傷つけて口内炎になる心配がありません。
歯を動かす仕組みも、1つのマウスピースで少しずつ歯を動かしていく原理のため、急激な力がかからず、歯が動くときの痛みを感じにくいのです。
インビザラインは、痛みに弱い方でも安心して治療を受けやすい方法です。
口内を衛生的に保ちやすい
インビザラインは、マウスピースを取り外して歯磨きができるため、口内を衛生的に保てます。ワイヤー矯正では装置の周りに汚れがたまりやすく、歯磨きが困難なのが欠点でした。
しかし、インビザラインの場合、普段通りに歯ブラシやフロスを使えるため、磨き残しが少なくなります。これにより、矯正治療中に起こりがちな虫歯や歯周病、口臭といったトラブルを防ぎやすくなり、お口の健康を守りながら歯並びをきれいにできます。
金属アレルギーの心配がない
ワイヤーやブラケットといった金属の矯正装置を使用しないため、金属アレルギーの心配はありません。ワイヤー矯正は、ブラケットやワイヤーといった金属の装置を使用しているため、金属アレルギーの方のなかには矯正治療を断念した方もいるのではないでしょうか。
インビザラインの場合、治療で使う素材でアレルギーを心配する必要がなく、より多くの人が歯並びの悩みを解決できます。金属アレルギーが気になる方は、インビザラインを検討してみましょう。
3Dシミュレーションで治療後の歯並びを確認できる
インビザラインでは、専用の3Dシミュレーションソフト(クリンチェック)を使い、治療開始前に歯の動きや治療後の歯並びを映像で確認できます。歯がどのように動いてきれいになっていくのかを立体的なアニメーションで見られるため、治療のゴールを具体的にイメージでき、治療へのモチベーションを保ちやすいです。
シミュレーションの仕上がりに納得したうえで治療をスタートできるのは、インビザラインのメリットです。
通院頻度が少ない
インビザラインは、ワイヤー矯正に比べて通院する回数が少なくて済む場合があります。通院頻度を少なくできる理由は、治療計画にもとづいて作製された複数のマウスピースを事前に受け取り、自宅で決められた日数ごとに自分で交換できるためです。
インビザラインは、ワイヤー矯正のように毎月ワイヤーを調整する必要がありません。一般的に、インビザラインでの通院は約1.5カ月〜3カ月に1回程度のため、学業や仕事で忙しい方、遠方から通院される方でも治療を続けやすいのがメリットです。
インビザラインのデメリット・注意点
インビザラインのデメリット・注意点は、以下の5つです。
- 装着時間を守る自己管理が必要になる
- マウスピースの紛失・破損のリスクがある
- 対応できない歯並びがある
- 歯科医師の技術や経験に結果が左右される
- インプラントがあると適用できない場合がある
1つずつ解説します。
装着時間を守る自己管理が必要になる
インビザラインの注意点は、1日20時間以上の装着時間を守る点です。
歯は、マウスピースがはまっている間だけ、少しずつ計画通りに動くため、装着時間が短いと歯が予定通りに動かず、治療期間が延びる原因になります。食事や歯磨きの時以外は装着しておく習慣をつけるのが、インビザラインを成功させるポイントです。
インビザラインの自分で取り外せる手軽さの裏側には、強い意志と責任が必要な点も覚えておきましょう。
マウスピースの紛失・破損のリスクがある
インビザラインは自分で取り外しができるため、マウスピースをなくしたり、壊してしまったりするリスクがあります。食事の際に外して、ティッシュに包んでそのまま捨ててしまう、というのはよくある失敗例です。
紛失や破損がおきると、マウスピースの再製作が必要となり、余計な費用や時間がかかって治療の遅れにつながります。マウスピースの紛失や破損を防ぐためにも、外した際は専用のケースに保管する習慣を徹底してください。とくに外出先でのインビザラインの管理には注意しましょう。
対応できない歯並びがある
インビザラインはさまざま歯並びに対応できますが、すべての症例に適応できるわけではありません。歯を大きく動かす必要のある重度の出っ歯や、顎の骨格に問題がある受け口などは、インビザラインだけでは治療が困難です。
インビザラインで対応できないケースでは、ワイヤー矯正や外科手術との併用が提案されます。ご自身の歯並びがインビザラインで治療できるかどうかは、精密検査をしてみないと分かりません。まずは歯科医師に正確な診断をしてもらうのが大切です。
関連記事:インビザライン矯正ができない症例とは?
歯科医師の技術や経験に結果が左右される
インビザラインの仕上がりは、担当する歯科医師の技術力や経験に左右されます。
インビザラインは、3Dシミュレーションソフトをもとに歯科医師が治療計画を立てるため、経験豊富な歯科医師は、歯がどのように動くかを正確に予測し、個人に合わせた計画を作成できます。
計画が不十分だと、理想の歯並びにならなかったり、治療期間が延びたりする場合があるため、クリニックを選ぶ際は、インビザラインの治療実績が豊富かどうかをWebサイトで確認しましょう。
インプラントがあると適用できない場合がある
インプラントが入っていると、インビザラインができない場合があります。インプラントは、顎の骨にしっかりと固定された人工の歯であるため、矯正治療では動かせません。そのため、治療計画上、インプラントの周辺にある天然の歯を動かす場合、インプラントがその動きを妨げるリスクがあります。
ただし、インプラントの位置によっては治療可能なケースもあります。カウンセリングの際には、インプラントが入っているのを歯科医師に伝え、治療ができるかご相談ください。
関連記事:インビザライン矯正の7つのデメリットと8つのメリットを紹介
インビザラインの種類
インビザラインの種類は、以下の4つです。
- インビザライン・コンプリヘンシブ:対応症例が多い標準パッケージ
- インビザライン・ライト:軽度の歯並びの乱れに対応するパッケージ
- インビザラインGo:前歯の気になる部分だけを治す部分矯正
- インビザライン・ファースト:乳歯と永久歯が混在する小学生向け
それぞれご紹介します。
インビザライン・コンプリヘンシブ:対応症例が多い標準パッケージ
インビザライン・コンプリヘンシブは、奥歯の噛み合わせを含めた全体の歯並びを整えるインビザラインの治療プランです。抜歯が必要な症例や、出っ歯、受け口など、幅広い歯並びの問題に対応できるのが特徴で、マウスピースの枚数に制限がなく、治療計画を柔軟に調整しながら理想の歯並びを目指せます。
インビザライン・コンプリヘンシブは、根本からしっかりと歯並びを改善したい方におすすめです。
インビザライン・ライト:軽度の歯並びの乱れに対応するパッケージ
インビザライン・ライトは、比較的軽度な歯並びの乱れを対象とした治療プランです。全体矯正のなかでも、歯を動かす量が少ない症例に用いられます。
使用できるマウスピースの枚数が最大14枚までと決まっているため、コンプリヘンシブに比べて治療期間が短く、費用も抑えられるのがインビザライン・ライトのメリットです。
インビザライン・ライトは、過去におこなった矯正の後戻りを治したい場合にも、おすすめの選択肢です。
インビザラインGo:前歯の気になる部分だけを治す部分矯正
インビザラインGoは、笑ったときに見える前歯の歯並びだけを、短期間で整える部分矯正専用のプランです。治療範囲を前歯に限定すると、奥歯を動かす全体矯正よりも費用を抑え、数カ月という短い期間で治療を終えられます。
インビザラインGoは、奥歯の噛み合わせに問題がないのが適用の条件で、「すきっ歯が気になる」「前歯1本だけ傾いている」といった、見た目に関する悩みをピンポイントで解決したい方におすすめです。
インビザライン・ファースト:乳歯と永久歯が混在する小学生向け
インビザライン・ファーストは、乳歯と永久歯が混在する6歳〜10歳くらいの子どものための矯正治療プランです。子どもの顎の成長を利用しながら、永久歯がきれいに生えそろうためのスペースを確保できます。
インビザライン・ファーストは、将来的に本格的な矯正治療が必要になった場合でも、治療がスムーズに進みやすくなるのがメリットです。
インビザラインの費用相場
以下は、インビザラインの費用相場をまとめた表です。
|
インビザラインの種類 |
費用相場 |
|
インビザライン・コンプリヘンシブ |
約70万~120万円 |
|
インビザライン・ライト |
約30万~70万円 |
|
インビザラインGo |
約35万~60万円 |
|
インビザライン・ファースト |
約40万~80万円 |
上記の費用はあくまで目安です。詳細は各歯科医院でご確認ください。
インビザラインの費用を抑える方法
インビザラインの費用を抑える方法は、以下の5つです。
- 医療費控除を申請して所得税の還付を受ける
- 治療範囲を部分矯正(インビザラインGo)にできないか検討する
- デンタルローンや分割払いを利用して月々の負担を軽くする
- 追加料金が発生しない「トータルフィー制度」のクリニックを選ぶ
- モニター募集やキャンペーンを活用する
1つずつ見ていきましょう。
医療費控除を申請して所得税の還付を受ける
医療費控除を申請すると、支払った所得税の一部が戻ってくるため、実質的な治療費の負担が減らせます。
医療費控除は、1年間に支払った医療費が10万円を超えた場合に、確定申告をおこなうと税金が安くなる制度です。美容目的だけでなく治療と認められた場合、インビザラインも医療費控除の対象になります。
医療費控除は、会社員の方もご自身で申告する必要はありますが、ぜひ活用したい制度の1つです。
治療範囲を部分矯正(インビザラインGo)にできないか検討する
前歯の隙間や少しのガタガタなど、気になる範囲が限られている場合は、部分矯正(インビザラインGo)を選ぶと費用を抑えられます。インビザラインGoは、奥歯を動かさず前歯だけを対象とするため、全体の歯を動かすプランよりも費用が安く、治療期間も短いのが特徴です。
自分の歯並びが部分矯正で対応できるかどうかは、歯科医師の診断が必要になります。まずはご自身の歯並びが部分矯正で対応可能か、カウンセリングで相談してみるのがおすすめです。
デンタルローンや分割払いを利用して月々の負担を軽くする
デンタルローンやクリニック独自の分割払いを利用すると、一度にまとまった金額を用意できなくても治療を始められます。まとまったお金がなくても、月々数千円から数万円ずつの支払いに分けると、毎月の負担を軽くできるのがデンタルローンや分割払いの魅力です。
デンタルローンは歯科治療専用のローンで、金利が比較的低めに設定されています。総額は変わりませんが、支払い計画を立てやすくなるため、無理なく治療を続けられる方法です。
追加料金が発生しない「トータルフィー制度」のクリニックを選ぶ
最初に治療費の総額が提示されるトータルフィー制度のクリニックを選ぶと、あとから追加料金が発生する心配がありません。
トータルフィー制度は、治療開始から終了までの調整料や保定装置(リテーナー)代など、すべてを含んだ料金体系です。通院のたびに費用がかかるシステムだと、治療が長引いた場合に総額がいくらになるか分かりにくくなります。
トータルフィー制度は、予算をきちんと管理したい方には、とくにおすすめの選び方です。
モニター募集やキャンペーンを活用する
クリニックが実施しているモニター募集や期間限定のキャンペーンを利用すると、通常より安い価格で治療を受けられる場合があります。モニターとは、症例写真のWebサイト掲載に協力する代わりに、割引を受けられる制度です。
すべてのクリニックがおこなっているわけではありませんが、費用を抑えたい方は、通える範囲のクリニックで募集がないか探してみる価値はあります。募集情報を見逃さないためにも、公式サイトをこまめにチェックしてみましょう。
インビザラインの治療期間の目安
インビザラインの治療期間は、歯並びの状態によって個人差がありますが、全体的な矯正で1年〜2年半程度が目安です。前歯だけの気になる部分だけを動かす部分矯正の場合は、数カ月〜1年程度と短い期間で完了するケースもあります。
治療期間は、全体の歯を動かすのか、それとも一部だけなのか、また歯を動かす距離によって期間は変わります。マウスピースの装着時間を守らないと、治療が計画通りに進まず期間が延びる場合もあるため注意が必要です。
関連記事:インビザライン矯正の期間は平均どのくらい?短縮する方法は?
インビザラインの治療期間が延長するケース
インビザラインの治療期間が延長するケースは、以下の5つです。
- マウスピースの装着時間が指示通りでない
- 歯が計画通りに動かなかった(アライナーが合わない)
- 虫歯や歯周病など口内トラブルが発生した
- アタッチメントが外れたまま放置した
- 追加のアライナー(リファインメント)が必要になった
それぞれ解説します。
マウスピースの装着時間が指示通りでない
マウスピースの装着時間が1日20時間以上の指示を守れていないと、治療期間は延長します。
インビザラインは、マウスピースを装着している間の力で少しずつ歯を動かす仕組みです。食事や歯磨き以外は装着するのが基本で、時間が短いと歯が計画通りに動いてくれません。その結果、次のマウスピースに交換できなくなったり、作り直しが必要になったりします。
自己管理が治療期間を左右するため、治療期間を長引かせないためにも、マウスピースの装着時間を遵守しましょう。
関連記事:インビザラインを1日つけ忘れたときの影響
歯が計画通りに動かなかった(アライナーが合わない)
歯がシミュレーション通りに動かず、マウスピース(アライナー)が合わなくなると治療期間は延びます治療計画はコンピューターで作成されますが、実際の歯の動きには個人差があり、骨の硬さや年齢などによって動きにくい場合があります。
マウスピースが浮いてしまったり、うまくはまらなくなったりしたときは、計画とズレが生じているサインです。違和感を覚えた場合は、治療計画を修正してマウスピースを作り直す必要が出てくるため、治療期間が長引きます。
関連記事:インビザライン矯正中にアライナーが浮く4つの原因と5つの対処方法
関連記事:インビザラインの違和感に慣れるまでにどれくらいかかる?
虫歯や歯周病など口内トラブルが発生した
治療の途中で虫歯や歯周病になると、矯正治療を一時中断する必要があるため、全体の期間が長くなります。矯正治療は、健康な歯と歯茎に対しておこなうのが前提のため、虫歯が見つかると、虫歯治療を優先しなければなりません。
計画通りに治療を終えるためにも、普段以上の丁寧な歯磨きを心がけ、口内の健康を保ちましょう。
アタッチメントが外れたまま放置した
歯の表面につけるアタッチメントが外れたまま放置されると、治療期間が延びる原因になります。アタッチメントは、歯を効率的に動かすためにマウスピースをしっかり固定させる、小さな突起のことです。アタッチメントが外れてしまうと、歯に計画通りの力がかからず、アタッチメントが外れた箇所の歯だけ動きが遅れてしまいます。
早めに対応しないと、治療計画の修正が必要になる場合もあります。ズレが大きくなる前に、すぐに歯科医院へ連絡して付け直してもらいましょう。
追加のアライナー(リファインメント)が必要になった
治療の最終段階で、より歯並びの完成度を高めるための追加のマウスピース(リファインメント)が必要になると、治療期間は延長します。当初の計画通りにマウスピースを使い終えても、シミュレーションと実際の歯並びにわずかなズレが生じる場合があるのです。
微調整をおこなうために、再度歯型を取り、新しいマウスピースが作られるため、治療期間が数カ月ほど追加されます。
インビザラインで失敗しないための歯科医院選びのポイント
インビザラインで失敗しないための歯科医院選びのポイントは、以下の4つです。
- インビザラインの症例実績が豊富である
- 設備が充実している
- メリットだけでなくデメリットも丁寧に説明してくれる
- 治療費の総額が明確なトータルフィー制度を導入している
1つずつご紹介します。
インビザラインの症例実績が豊富である
歯科医院を選ぶ際は、インビザラインの治療実績がどのくらい豊富かを確認するのが大切です。実績が多い歯科医師は、さまざまな歯並びのケースに対応してきた経験があるため、難症例でも最適な治療計画を立てられる可能性があります。
歯科医院のWebサイトで過去の症例写真を見たり、インビザライン社が年間の症例数に応じて定めるプロバイダーランクを確認したりするのがおすすめです。
設備が充実している
治療の精度を高めるためには、精密な検査ができる充実した設備が整っている歯科医院を選びましょう。精密検査で収集したデータをもとに、治療後の歯並びを立体的な画像で仕上がりのシミュレーションを確認できます。
正確な診断をもとにした治療計画は、インビザラインの失敗を防ぐポイントの1つです。
メリットだけでなくデメリットも丁寧に説明してくれる
信頼できる歯科医院は、治療のメリットだけでなく、デメリットや考えられるリスクも隠さず丁寧に説明してくれます。カウンセリングの際に、メリットばかりを強調するのではなく、マウスピースの装着時間を守れないとどうなるか、治療中に起こりうるトラブル、治療の限界などもしっかり話してくれるかを確認しましょう。
患者さんの不安や疑問に真摯に耳を傾け、納得できるまで説明してくれる姿勢があるかが、安心して治療を任せられるかの判断基準になります。
治療費の総額が明確なトータルフィー制度を導入している
費用に関する後悔を避けるため、治療開始から完了までにかかる総額が最初にわかるトータルフィー制度の歯科医院を選ぶと安心です。矯正治療では、毎回の調整料や追加のマウスピース代などが別途発生し、最終的に思ったより高額になるといったトラブルが起きやすくなります。
トータルフィー制度の場合、途中で追加費用が発生する心配がないため、予算計画が立てやすいといったメリットがあります。予想外の費用の発生を防ぐためにも、契約前に、どこまでの費用が含まれているのかを確認しましょう。
まとめ
インビザラインとは、透明で目立ちにくいマウスピース(アライナー)を交換しながら歯並びを整える矯正治療です。目立ちにくく取り外し可能なのがメリットですが、1日20時間以上の装着時間を守る必要があります。
インビザラインをおこなう際は、ご自身のライフスタイルに合っているかをしっかり見極め、信頼できる歯科医院で治療をおこないましょう。
当院では、患者さん1人1人に対して、丁寧なカウンセリングを心がけております。「自分に合っているか」「費用や期間はどのくらいか」といった疑問にも、メリット・デメリットを含めて分かりやすくご説明いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
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医療法人はぴねす 理事長 野澤修一
福岡歯科大学を卒業後、福岡県・大阪府・兵庫県の歯科医院にて14年間勤務。その後、2014年9月に「はぴねす歯科石橋駅前クリニック(大阪府池田市)」、2018年6月に「緑地公園駅前クリニック(大阪府府中市)」、2020年7月に「川西能勢口駅前クリニック(兵庫県川西市)」、2022年11月に「尼崎駅前クリニック(兵庫県尼崎市)」を開院。現在は医療法人はぴねすの理事長として4医院を運営。
はぴねす歯科グループ
石橋駅前クリニック
電話:072-762-4618
住所:大阪府池田市石橋1丁目2-17
緑地公園駅前クリニック
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住所:大阪府豊中市寺内2-13-57
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